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第106回 認知症診療の禁じ手
脳画像検査で認知症の診断をしてはならない!

2017/11/29
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 認知症診療は、「詳細な病歴聴取」と「丁寧な問診・診察」、「神経心理検査」「脳画像検査」の4つのステップから成り立っているものです。その中で、「脳画像検査」の位置付けをどのようにするかはそれぞれの医師によって異なるかと思います。私は、脳画像検査は認知症を診断するための補助診断に過ぎないとのスタンスで長年認知症診療に従事してきました。一方で、「認知症診療では脳画像検査、特に脳機能画像検査は必須で、全ての患者に施行すべき」と考えている医師もいるようです。今回は、脳画像検査の位置付けに関して私見を述べたいと思います。

著者プロフィール

川畑信也(八千代病院〔愛知県安城市〕神経内科部長)●かわばた のぶや氏。1979年昭和大医学部卒。国立循環器病センター、秋田県立脳血管研究センター、成田記念病院〔愛知県豊橋市〕を経て2008年より現職。愛知県認知症疾患医療センターセンター長も兼任。

連載の紹介

プライマリケア医のための認知症診療講座
2020年、患者数が325万人に達するといわれる認知症。患者数の増加に伴い、認知症の診療におけるプライマリケア医の役割が大きくなっています。著者が遭遇した実際の症例を紹介しながら、認知症診療の「いろは」を解説します。
この連載が本になりました!
『プライマリ・ケア医のための 認知症診療入門』
好評発売中

 2013年5月から連載を開始した「プライマリケア医のための認知症診療講座」がこのたび書籍化されました。2016年2月末までに掲載された記事を「診断編」「治療と介護編」「周辺症状編」に分類。さらには、日常診療で感じた疑問をすぐに解消できるよう、Q&A形式で再構成しました。
 Q&Aの数は全部で65個。どこから読んでも理解できるよう、1つのQ&Aだけで解説が完結する形に再編集しました。ぜひ日常診療にご活用ください。(川畑信也著、日経BP社、4644円税込み)

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