日経メディカルのロゴ画像

第100回 改正道路交通法の現況と問題点(1)
免許更新時の診断書では過小診断の傾向アリ?

2017/08/25
免許更新時の診断書では過小診断の傾向アリ?の画像

 2017年3月12日、75歳以上の高齢運転者の免許更新の厳格化を目的に、改正道路交通法が運用開始となりました。今回の改正における最大の問題点は、更新希望者に義務付けられている認知機能検査で第1分類(記憶・判断力が低下している者)と判定された受検者は全て医師の診断書提出あるいは公安委員会認定医による臨時適性検査を求められることです。私の施設における経験を基に運用開始5カ月後における現況と問題点について数回にわたって述べていきます。

著者プロフィール

川畑信也(八千代病院〔愛知県安城市〕神経内科部長)●かわばた のぶや氏。1979年昭和大医学部卒。国立循環器病センター、秋田県立脳血管研究センター、成田記念病院〔愛知県豊橋市〕を経て2008年より現職。愛知県認知症疾患医療センターセンター長も兼任。

連載の紹介

プライマリケア医のための認知症診療講座
2020年、患者数が325万人に達するといわれる認知症。患者数の増加に伴い、認知症の診療におけるプライマリケア医の役割が大きくなっています。著者が遭遇した実際の症例を紹介しながら、認知症診療の「いろは」を解説します。
この連載が本になりました!
『プライマリ・ケア医のための 認知症診療入門』
好評発売中

 2013年5月から連載を開始した「プライマリケア医のための認知症診療講座」がこのたび書籍化されました。2016年2月末までに掲載された記事を「診断編」「治療と介護編」「周辺症状編」に分類。さらには、日常診療で感じた疑問をすぐに解消できるよう、Q&A形式で再構成しました。
 Q&Aの数は全部で65個。どこから読んでも理解できるよう、1つのQ&Aだけで解説が完結する形に再編集しました。ぜひ日常診療にご活用ください。(川畑信也著、日経BP社、4644円税込み)

この記事を読んでいる人におすすめ