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第7回 米国におけるB型肝炎ウイルス感染の治療指針(3)
「HBV DNA検出感度以下」は治療のゴールではない
大路 剛(神戸大学大学院感染症治療学分野)

2010/02/15
IDATEN

 3回目は、慢性B型肝炎の外来診療とマネージメントについて、「初期評価」「HBV DNAの測定」「肝生検」「HBV感染患者の治療適応と経過観察」「HCCのスクリーニング」の順で解説します。なお、AASLD(American Association for the Study of Liver Diseases)でupdateされた、慢性B型肝炎のガイドラインはこちらから

1)初期評価
 まず下記にあるように、家族歴、他の肝疾患の既往や飲酒歴などをチェックしていきます。また慢性B型肝炎患者さんにはHAVワクチンを接種することを勧めています(grade II-3)。

著者プロフィール

IDATEN(日本感染症教育研究会)●米国で感染症科フェローシップを修了した医師、国内の感染症専門医らを中心とした有志団体。感染症の実地診療が行える医師の育成・支援、セミナーの開催などを中心に活動する。

連載の紹介

「KANSEN JOURNAL」ダイジェスト
日本の感染症診療の教育や発展を考える有志団体「IDATEN」。その公式メールマガジン「KANSEN JOURNAL」を、非専門医向けにダイジェスト化。最新文献や、診療の基礎に関するレビュー、case studyなどを紹介します。

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