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古巣からスカウトした職員、信頼していたのに…

2019/12/17
小畑 吉弘(日本医業総研)

イラスト:庄原 嘉子

 自分自身が納得できる医療を提供したいと内科系のクリニックを3年前に開業したA院長。開業当初は、なかなか患者数が伸びずに、厳しい経営状況が続いていました。また、スタッフが思うように動いてくれないことに対するイライラも感じていたようです。

 A院長の医療サービス提供へのこだわりは徹底しており、スタッフには高い接遇レベルを要求。患者数については、一度来院した患者さんの口コミ効果があったためか、徐々に増え始め、開業して3年程度経過したころには、十分な収益を上げられるようになりました。ただ、スタッフに関しては、A院長による指導が厳しかったことに加え、仕事が忙しくなってきたこともあり、A院長との衝突が絶えなかったようです。A院長の考えに合わないスタッフが辞めるなど、人材が定着しない状況がしばらく続きました。

著者プロフィール

日本医業総研●医院・診療所の開業コンサルティング企業。関西地方を中心に、220件以上の開業支援実績がある。関西および関東でクリニックモールの企画・開発も積極展開している。

連載の紹介

開業の落とし穴
開業は一生の一大事。一方で、診療所の経営環境は悪化の一途をたどっています。開業地の選定や資金調達など、軌道に乗るまでに潜むさまざまな落とし穴を、過去に開業されたドクターの事例を基に紹介します。

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