開業してもなかなか黒字にならない先輩開業医を何人も見てきたA医師は、とにかく低コストで開業して、できるだけ早く黒字化することを目指していました。また、患者確保のためには、スタッフに高いレベルで仕事をしてもらって差別化を図る必要があると考え、優秀な人材を採用するための手立ても考え続けてきました。
 開業準備を始めると、内装業者、医療機器販売業者、広告業者などが、A医師に熱心に営業をかけてきました。しかし、そのうち離れていく業者がポツポツと出てくる事態に。A医師の値引き要求が厳し過ぎて、付いていけないという業者が脱落していったのでした。もっともA医師は、「業者を変えれば済むだけのこと」と考えており、強気の姿勢を崩しません。開業コンサルタントも、A医師のやり方に付いていけないと言って辞退し、途中から他のコンサルタントが入るようになりました。

求職者にも業者にも「辞退」された院長の反省の画像

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