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【第47回 第三者承継】
「患者への敬意が足りない!」、承継の交渉で院長激高

2014/09/30
柳 尚信

イラスト:庄原嘉子

 医師になって20年目を迎えるA先生は、本来の診療に加えて医局内の雑務に追われる毎日に辟易するようになっていました。
 
 ある日のこと、1日の勤務を終え一息ついていたところに、一本の電話がかかってきました。一昨年に開業した友人のB先生からの電話の内容は、「知り合いのクリニックを承継しないか」というもの。毎日50人以上の来院患者があり、収益もかなり上がっているとのことです。譲渡の理由も、院長のC先生が70歳を過ぎて体力的にきつくなったということなので納得できます。急な話ではありましたが、承継する方向で話を進めました。

著者プロフィール

日本医業総研●医院・診療所の開業コンサルティング企業。関西地方を中心に、220件以上の開業支援実績がある。関西および関東でクリニックモールの企画・開発も積極展開している。

連載の紹介

開業の落とし穴
開業は一生の一大事。一方で、診療所の経営環境は悪化の一途をたどっています。開業地の選定や資金調達など、軌道に乗るまでに潜むさまざまな落とし穴を、過去に開業されたドクターの事例を基に紹介します。

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