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【第24回 ウェブサイトの開設】
集患のためのホームページ制作、その効果はいかほど?

2012/04/19

 様々なトラブルにも一人で対応しながら、なんとか開業までたどり着くことができた泌尿器科のA氏。開業後しばらくは取引業者や親類縁者の来院が相次ぎ、あわただしかったものの、1週間もすると落ち着いてきました。ただ、その後1カ月がたち、2カ月がたちましたが、患者数は横ばいで増える兆しがありません。

 開業直前には内覧会の告知を兼ねて新聞の折り込み広告やポスティングを行いましたが、開業後しばらくたった今となっては大々的な営業活動はできません。そこでA氏は、ウェブサイトの制作に取り掛かることにしました。

 それまでウェブサイトの開設に消極的だったのには、それなりの理由があります。(1)アピールできる専門性が特にない(2)近隣に泌尿器科がないので、費用をかけなくても集患できると考えていた(3)制作費用と保守料が負担に感じられた(4)地元出身で知人が多いので、診療所の名前がすぐに地域に浸透すると考えていた――などです。しかし、実際には開業後、患者数が増えなかったので、A氏は知り合いの先生から紹介されたウェブサイト制作業者に半信半疑で相談。その結果、制作費などの不安が解消され、集患の効果も多少は期待できると思うようになりました。

著者プロフィール

日本医業総研●医院・診療所の開業コンサルティング企業。関西地方を中心に、220件以上の開業支援実績がある。関西および関東でクリニックモールの企画・開発も積極展開している。

連載の紹介

開業の落とし穴
開業は一生の一大事。一方で、診療所の経営環境は悪化の一途をたどっています。開業地の選定や資金調達など、軌道に乗るまでに潜むさまざまな落とし穴を、過去に開業されたドクターの事例を基に紹介します。

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