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第9回 新型コロナウイルスへの漢方【前編】
コロナへの「治る力」に作用する漢方薬の選び方

2020/05/08
竹田 貴雄(北九州総合病院麻酔科部長)

 日本での新型コロナウイルス感染症COVID-19)の流行が止まりません。著名人の訃報も伝えられる中、4月7日に7都府県を対象に、4月16日には全国を対象に、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の「緊急事態宣言」が発出(発令)されました。感染爆発を回避し緊急事態を終息させるため、他者との接触を8割減らす、マスク着用・手洗い・消毒など、様々な感染リスク低減策が実施されていますが、今後の見通しが立たない状況が続いています。

 本連載の第8回(コロナに負けない!氣晴らしの漢方「柴胡剤」)では、コロナ禍の中、不自由な生活を強いられる中でメンタルヘルスをどう保つかというお話をしましたが、今回は、COVID-19に対する漢方治療について取り上げます。

著者プロフィール

竹田 貴雄(北九州総合病院麻酔科部長)●たけだ たかお氏。1994年産業医科大学医学部卒。新日鐡広畑病院(現:製鉄記念広畑病院)でのペインクリニック外来業務を通じて、漢方薬と鍼治療に出会う。2015年から現職。日本麻酔科学会麻酔科指導医・専門医。日本医師会認定産業医。著書に『「とりあえずロキムコ」から脱却! 痛みの漢方治療“効く”First Step』(メディカ出版)。

連載の紹介

竹田貴雄の「からだとこころと人間関係に効く漢方講座」
「気管挿管より漢方講演の方が得意な麻酔科医」という竹田氏が、「からだとこころと人間関係に効く漢方」をテーマに、人間関係に悩む人を心理療法と漢方治療で支えるノウハウを紹介します。

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