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第1回
今なぜビッグデータ研究か?

2020/09/10
金子 英弘(東京大学医学部循環器内科)

 「ビッグデータ」という言葉は今や医療界のみならず一般社会でも頻繁に耳にするようになりました。医学研究におけるビッグデータを用いた研究の重要性は近年、ますます大きくなっています。そして、私が専門とする循環器領域においても、近年ではビッグデータを用いた数多くの研究が行われ、実臨床に大きな影響を与えています。

著者プロフィール

金子英弘(東京大学医学部循環器内科/先進循環器病学講座特任講師)●かねこ ひでひろ氏。2004年、慶應義塾義塾大学医学部卒業。2014年4月より日本学術振興会海外特別研究員としてドイツに留学。ブランデンブルク心臓病センター・ブランデンブルク医科大学に勤務し、世界最先端の心臓病治療を学ぶ。2018年6月から現職。医師資格 (日本・ドイツ)、医学博士、総合内科専門医、循環器内科専門医。

連載の紹介

医療ビッグデータが解き明かす心臓病の“リアル”
心不全患者の急増はしばしば「心不全パンデミック」と表現され、その対策として新たな治療法の実用化や医療体制整備の必要性が叫ばれている。データを基に、なぜ感染症でもない心不全が「パンデミック」と呼ばれるのか、そしてなぜ今、心不全対策が喫緊の課題なのかをひも解いていく。

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