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テナントの壁が、タイムカプセルに?!

2013/08/02

 当初は内装工事が始まったら毎日でも現場を見に行きたいと思っていたのに、いざ始まるとそんなに訪れることはありませんでした。特に昼間は仕事でなかなか行けなかったので、夜中に預かっている合い鍵で中を見に行くくらいで、内装業者に注文をつけるようなこともほとんどありませんでした。

 そういえば内装工事のはじめの頃に墨出しという作業がありました。実際に墨を使うわけではありませんが、図面に従って床に目印となるテープを貼り、壁や扉の位置を最終的に確定させます。それに対して僕がOKを出すと、次の工程に進むことになります。

「空間認識能力」が試される墨出し確認
 現場監督さんは墨出し確認のため、僕の仕事が終わる夜遅い時間まで待っていてくれました。天井の蛍光灯は位置をずらすために外され、工事用のむき出しのランプで照らされたテナント内はとても薄暗く、墨出しの確認には良い条件ではありません。本来はもっと明るい時間帯がよかったのでしょうがやむを得ません。

著者プロフィール

伊調勘三●いちょうかんぞう氏。ふとしたキッカケで、2011年に地元の町で消化器内科のクリニックを開業することに。Cadetto.jpが閲覧できなかったことにショックを受けるお年頃。

連載の紹介

開業奮戦記(伊調勘三)
「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

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