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内装業者の話をうのみにした結果…(涙)

2012/12/18

内装業者から示された設計図面。この内視鏡の配置だと、患者の頭の付近に医師が立って内視鏡検査を行うことはできません。「消化器内科の設計も手がけたことがある」とデザイナーは言っていましたが、この図面を見てすぐに不慣れなんだなあと思いました。

 これまでの話で、テナントが決まり、お金を借りる銀行とも交渉がまとまりました(記事はこちらから)。そして前回は、開業準備中の夫婦間の会話について赤裸々に語りました(記事はこちらから)。

 さて、テナントを借りられることが決まり、内装業者のY社と毎週打ち合わせをすることになりました。仕事を終えてからY社を訪ねるので、打ち合わせが始まるのは毎回20時すぎでした。営業担当者もデザイナーも遅くまで大変です。

 これまで通り、れいちゃん(僕の奥さん)も打ち合わせに参加するため、子供たちも一緒に連れていきます。子供たちには悪いのですが、Y社のオフィスの一角でお絵かきや、折り紙、宿題をさせたりして待っていてもらいました。寝てしまった子供を抱っこして連れて帰ることもしばしばでしたね。

 打ち合わせでは平面図を基に作られた立体図を広げ、細部を詰めていきます。大家さんから了解を得た平面図なので大きな変更はできませんが、まだ医療機器の機種選定が終わっていなかったのでレントゲン室や処置室、内視鏡室は仮の大きさで話を進めていきます。微調整する余地は残っていて、それを早く決定しなくてはいけません。

 据え付けの棚の高さや流し台の広さなどについて、デザイナーからアドバイスを受けつつ、よく分からないことは次回への宿題にしました。当時働いていた勤務先で似たような設置物のサイズを測ったり、写真を撮ったり、スタッフに使い勝手を聞いたりして、それをデザイナーに伝えていきました。

 さすがはプロで、手際よく、テンポよく話が進みました。

著者プロフィール

伊調勘三●いちょうかんぞう氏。ふとしたキッカケで、2011年に地元の町で消化器内科のクリニックを開業することに。Cadetto.jpが閲覧できなかったことにショックを受けるお年頃。

連載の紹介

開業奮戦記(伊調勘三)
「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

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