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資金調達先を見つけないとテナント交渉に影響が!

2012/04/24

診療所に入れる椅子の参考になるかもと思って空港の待合室でパチリ。

 医薬品卸会社3社と交渉して、各社から無事に診療圏調査の報告書をゲットできました(前回の記事はこちら)が、今後どの卸会社と付き合っていくのかを考えなくてはなりません。さすがに3社全部と付き合う時間は、僕にはありませんでした。

 診療圏調査の内容はA社が良かったのですが、まるで外資系企業の戦略会議のようなカッコいい調査プレゼンだったC社も捨て難いです。一方、B社の診療圏調査は融資を受けるための資料としては十分でしたが、プレゼンは記憶に残らず平凡で、熱意に欠けていました。ですから、今後お付き合いする卸会社をまずA社とC社に絞ることにしました。

 しかし、その後知るのですが、診療圏調査は外注の場合が多いというのです! 近隣の医療機関の情報は各卸会社がエリア担当から直接情報を集めて作るので特色を出せるのですが、診療圏調査はそうとも限らないらしいのです。となると、この診療圏調査の内容で卸会社の熱意を判断していいのか悪いのか…。

 また各卸会社はクリニックの開業を支援する部署を持っており、今回の3社の担当者全てがみんな開業支援部署の方々でした。開業後には縁がなくなることがほぼ確実で、そういった立ち位置の方々の熱意だけで、今後付き合う卸会社を決めていいものかという不安も出てきました。

 では、何を基準に卸会社を選べばいいんでしょうね…。

著者プロフィール

伊調勘三●いちょうかんぞう氏。ふとしたキッカケで、2011年に地元の町で消化器内科のクリニックを開業することに。Cadetto.jpが閲覧できなかったことにショックを受けるお年頃。

連載の紹介

開業奮戦記(伊調勘三)
「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

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