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【連載第9回】
肥満細胞とIgE、 好酸球は何をしているのか

2007/04/02
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 花粉症の発症の過程でカギとなる役割を果たしているのが肥満細胞とIgE、 好酸球だ。肥満細胞表面の受容体FcεR1にIgEが結合すると、結果的に肥満細胞数が増加し、鼻症状を悪化させる。最近、IgEとFcεR1の結合を阻止する薬剤が開発され、国内でもスギ花粉症で既に治験が終了し、良い結果が出ている。好酸球はアレルギー性鼻炎の診断で重要な指標だが、その働きは解明されていない。

著者プロフィール

大西正樹(大西耳鼻咽喉科院長)●おおにし まさき氏。1979年和歌山県立医大卒後、日本医大耳鼻咽喉科学教室入局。81年同大助手。85年カナダ・マックマスター大留学。93年墨田区に大西耳鼻咽喉科を開業。

連載の紹介

【臨床講座】ゼロから学ぶ花粉症診療ゼミナール
耳鼻科にローテートしてきた研修医P君が、指導医O先生と医局で雑談するという設定で、花粉症の診断、症例に応じた治療法の選択、患者指導のコツなど花粉症診療のイロハを紹介します。

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