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「コンビニ受診だ!」と憤慨する前にすべきこと

29歳男性。中村翔太さん(仮名) 主訴:発熱

 今朝、咽頭痛を自覚したものの、発熱はなく、倦怠感も乏しかったため、普段通りに勤務。帰宅して夕食を取り、就眠しようとした際に寒気を感じ、体温を測定したところ、38.2℃だったことから中原病院(80床の中小病院)の救急外来を受診しました。

 体温38.3℃、血圧114/75mmHg、脈拍数100回/分、SpO2 98%(室内気)、呼吸数18回/分、既往歴・入院歴・手術歴なし。

連載の紹介

プライマリ・ケア連合学会が贈る『現場で使える総合診療』
「総合診療ってよく分からない、とっつきにくい」と思っていませんか?ですが、総合診療・家庭医療はプライマリ・ケアの現場から立ち上がった専門領域です。そのエッセンスを取り入れることで、日常診療における困りごとへの解決の糸口や、新たな視点を得られるかもしれません。「患者中心の医療の方法」は、ただのスローガンではありません。患者が抱える「病い」や、患者を取り巻く家族・地域にまで目を配ることで見えてくるものがあります。この連載では、総合診療医・家庭医療的な視点を生かすことで得られる日常診療の改善例を、総合診療医・家庭医が症例ベースで解説します。監修:日本プライマリ・ケア連合学会

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