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80歳女性。田村トキ子さん(仮名) 主訴:腰椎圧迫骨折

 両側変形性膝関節症、高血圧で自宅近くの診療所に通院。2週間前にバランスを崩して尻もちをついた後から腰痛が出現し、痛みのため動くことが困難となり、診療所から病院に紹介されました。X線検査でL1の腰椎圧迫骨折を認め、入院となっています。鎮痛薬とコルセットを使用して痛みは緩和されてきましたが、なかなかリハビリテーションが進まず、日常生活動作(ADL)が低下しています。

連載の紹介

プライマリ・ケア連合学会が贈る『現場で使える総合診療』
「総合診療ってよく分からない、とっつきにくい」と思っていませんか?ですが、総合診療・家庭医療はプライマリ・ケアの現場から立ち上がった専門領域です。そのエッセンスを取り入れることで、日常診療における困りごとへの解決の糸口や、新たな視点を得られるかもしれません。「患者中心の医療の方法」は、ただのスローガンではありません。患者が抱える「病い」や、患者を取り巻く家族・地域にまで目を配ることで見えてくるものがあります。この連載では、総合診療医・家庭医療的な視点を生かすことで得られる日常診療の改善例を、総合診療医・家庭医が症例ベースで解説します。監修:日本プライマリ・ケア連合学会

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