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患者さんが禁煙に向かう行動変容スキル

60歳男性。清水浩一さん(仮名) 主訴:咳、鼻汁

 生まれも育ちも当地の男性。太陽町役場に勤務。夕陽が丘家庭医療診療所(公設民営の無床診療所、医師3人体制)には数年に1回程度、感冒で来院歴があるのみです。ある日の外来に、「咳、鼻水」を主訴に来院しました。

 既往歴は幼少時の虫垂切除術のみ、既存症なし、アレルギーなし、アルコール:機会飲酒、タバコ:10本×40年。

身長165cm、体重60kg、血圧130/70mmHg、脈拍65回/分

連載の紹介

プライマリ・ケア連合学会が贈る『現場で使える総合診療』
「総合診療ってよく分からない、とっつきにくい」と思っていませんか?ですが、総合診療・家庭医療はプライマリ・ケアの現場から立ち上がった専門領域です。そのエッセンスを取り入れることで、日常診療における困りごとへの解決の糸口や、新たな視点を得られるかもしれません。「患者中心の医療の方法」は、ただのスローガンではありません。患者が抱える「病い」や、患者を取り巻く家族・地域にまで目を配ることで見えてくるものがあります。この連載では、総合診療医・家庭医療的な視点を生かすことで得られる日常診療の改善例を、家庭医療専門医が症例ベースで解説します。監修:日本プライマリ・ケア連合学会

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