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連載第8回
インスリン導入の実際-2回注射法、1回注射法編

2006/06/02

【質問】
昼間に外出先で注射するのを患者が嫌がるため、強化インスリン療法ができずに困っています。

【回答】
まずは1回法、2回法で始め、様子をみるのも一法。

1. 2回注射法
 2型糖尿病でも強化インスリン療法(3回または4回注射法)が理想的ではあるが、患者の生活習慣や実行力・理解力などが障害となり、どうしてもできない場合には、朝・夕に混合型インスリン製剤を2回注射する方法を選択する。具体的には、実測体重当たり0.2~0.3単位/日で開始し、朝対夕の比率は2対1または3対2とする。その後は、血糖自己測定SMBG)、来院時血糖(食後血糖)、グリコアルブミン(GA)などに基づき、インスリン量を調整していく(図1)。

著者プロフィール

岩岡 秀明(船橋市立医療センター内科副部長)●いわおか ひであき氏。1981年千葉大卒後、同大第二内科入局。研修後、成田赤十字病院などを経て、2002年4月より現職。

連載の紹介

【臨床講座】誰にも聞けない糖尿病の基礎
糖尿病患者は増加の一途をたどっています。経口糖尿薬は何を選択すればいいか?インスリンはいつ導入すべきか?合併症を防ぐためのポイントは?教科書では分からない糖尿病診療の基本やコツを紹介します。

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