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定期通院のHIV陽性患者が梅毒に再感染
アナルセックスの際は常にコンドームを

2016/11/24

 ある日、診察室で。症例は、40歳代の患者Bさん。ゲイ男性HIV陽性の方です。

 Bさんは抗HIV薬による治療が奏功し、元気に生活し、定期通院しています。2年前に梅毒の治療歴があります。2年後、一旦は陰性化したRPR値が上昇し、感染機会があったため、梅毒の再感染と診断しました。

著者プロフィール

井戸田一朗(いとだ いちろう)1995年岐阜大学医学部卒。都立駒込病院での研修を経て、99年東京女子医科大学感染症科助教。03年から05年にWHO南太平洋事務所にて、結核対策専門官として南太平洋15カ国における結核・感染症対策に従事。07年にしらかば診療所(東京都新宿区)を開院。10年より世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)技術審査委員。

連載の紹介

井戸田一朗の「性的マイノリティの診療日誌」
「私にとって友人や家族と同じくらい大切なものは、医療に携わるなかで様々な人の生き方や価値観に触れることと、出会った人がよりよい人生を送るために医師として何らかのお手伝いをすることです」。性的マイノリティの診療に身を投じた井戸田氏の言葉です。日常診療の中でハタと気づかされる貴重な一瞬を診療日誌として綴ってもらいます。

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