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入院時こそ病歴聴取を!その理論と効率的な方法

2018/04/10
石山 貴章(魚沼基幹病院)
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 長かった冬がようやく終わり、ここ魚沼にも春がやって来た(今年は、特に冬が長かった気がする。なぜだろうか)。先日は久しぶりにロードバイクを整備し、20kmほど走ってきた。もう少しでいよいよ、ここ新潟でもサイクリングシーズンの到来である。
 
 さて、今回は病歴聴取の効率的な方法とシステムに関しての考察(というのもオーバーだが)の話である。

 従来の病歴聴取に関する書籍を見ると、病歴聴取は外来において非常に大切、という論調が多い(気がする)。これはすなわち、病棟入院に際してはあまり重要視されていない、という事実の裏返しではないか。さらに言えば、大変厚い本の最初の一章、という扱いが多いと思う。

 しかし、考えてほしい。日本の忙しい外来事情の中で、本書で挙げたような、きっちりとした病歴聴取が果たして可能だろうか(本連載で挙げた様々なポイントやテクニック、時間管理を用いれば、効率は上がるはずだ。しかし、限界はある)。

著者プロフィール

石山貴章●いしやま たかあき氏。1997年新潟大学卒業後、同大外科学教室入局。2002年米ワシントン大学セントルイス校リサーチフェロー、St.Mary's health center内科レジデント、ホスピタリストを経て、2015年魚沼基幹病院総合診療科部長。2018年再び渡米し、セントルイス市の病院でホスピタリストとして勤務。

連載の紹介

石山貴章の「イチロー型医師になろう!」
米国の病院でホスピタリストの勤務経験を持つ気鋭の総合診療医、石山氏が投・打・守・走全ての能力を兼ね備えたイチロー選手のように、あらゆる症例を診療できる総合診療能力を有する「イチロー型医師」になるための道標を示す。

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