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エレベーターテストに耐え得るアセスメントを!

2018/02/06
石山 貴章(魚沼基幹病院)
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 今年もよろしくお願いします。私自身は、2018年に色々とトライしたいことが多くある。少しでも、実りある1年にしたいものだ。ありきたりだが、心よりそう思う。
 
 さて、症例のプレゼンには定型がある!と前回述べたが、今回はその続きである。既往歴と社会歴は、基本的に全てプレゼンする必要がある。重要と思われる家族歴やROS(review of systems)は入れてほしい。ROSの目的は、「患者の症状に“全身CT”をかけ、患者が訴えていない(あるいは意識すらしていない)重要な症状をあぶり出すこと」であると、前回の最後に述べた。
 
 続いてバイタルサインである。実はここは、各々のアテンディング医によってその好みが異なるところだ。正式には、自分が診た時点での患者のバイタルを体温、血圧、脈拍数、呼吸数、そして酸素飽和度の順に全て述べるべきとされる。

 が、人によっては、重要な点に絞って述べることを要求するアテンディング医もいるだろう。実は、私もその一人である(これは、バイタルサインに限らない。当然その要求に沿って、フ

著者プロフィール

石山貴章●いしやま たかあき氏。1997年新潟大学卒業後、同大外科学教室入局。2002年米ワシントン大学セントルイス校リサーチフェロー、St.Mary's health center内科レジデント、ホスピタリストを経て、2015年魚沼基幹病院総合診療科部長。2018年再び渡米し、セントルイス市の病院でホスピタリストとして勤務。

連載の紹介

石山貴章の「イチロー型医師になろう!」
米国の病院でホスピタリストの勤務経験を持つ気鋭の総合診療医、石山氏が投・打・守・走全ての能力を兼ね備えたイチロー選手のように、あらゆる症例を診療できる総合診療能力を有する「イチロー型医師」になるための道標を示す。

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