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第19回 「以前の検査が大変だった!」という患者への対処法(2)
「経鼻内視鏡でお願いします」と言われたら

2016/01/04
中島恒夫(丸子中央病院消化器内科)

 本連載「胃カメラのおいしい入れ方」も19回目となりました。様々な消化器疾患に関するうんちくは、今回も一切述べません、ご容赦願います。前回に引き続き今回も、「以前の検査が大変だった!」という患者さんへの対処法を解説します。

 そんな患者さんからの要望として多いのが、鎮静剤の使用(第18回参照)や、経鼻内視鏡(細径内視鏡)の使用です。下顎の小さい患者さんや、咽喉頭反射の強い患者さんでは、希望に応じて経鼻内視鏡を使用しています(図1)。ただし、経鼻内視鏡には下記のような欠点があることを事前に説明し、再検査となることもありえる旨をご承知いただいています。なお、4つの検査ブース(検査担当医師は3~4人)に対して、経鼻内視鏡を6本用意しています。

著者プロフィール

なかじまつねお氏○1992年に信州大学卒業。2012年から丸子中央病院にて消化器内科医として勤務。日本の医療を守るために2008年に設立された医師による団体「全国医師連盟」の代表理事も2011年から務めている。

連載の紹介

胃カメラのおいしい入れ方
年間3800例以上の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を実施してきた中島氏が、上部内視鏡検査に苦手意識がある医師を対象に、胃カメラを患者においしく飲ませるコツを解説します。目指すは「苦痛の少ない内視鏡検査」。術者の姿勢から「胃カメラの入れやすい顔」の判断法、声掛けのコツ、胃カメラで上手に癌を見つけ出す方法まで分かりやすく説明します。
この連載が本になりました!
『胃カメラのおいしい飲ませ方』
好評発売中

 本連載がこのたび書籍化されました。これまで中島氏が分かりやすく解説してきた、患者さんにおいしく胃カメラを飲んでもらうコツをまとめた「スペシャル動画DVD」が付いています。ぜひ日常診療にご活用ください。(中島恒夫著、日経BP社、5184円税込み)
【スペシャル動画のコンテンツ】
(1)経口内視鏡の入れ方 、(2)経鼻内視鏡の入れ方、(3)検体採取の方法
【書籍目次】
(1)検査を始める前に、(2)咽喉頭を上手に通過する(3)食道を観察する、(4)胃を観察する、(5)十二指腸を観察する、(6)私の裏技、 (7)機能性消化管障害の診療を考える、(8)番外編

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