少し前の話題になりますが、2019年版ドラマ「白い巨塔」をご覧になった方、少なからずいらっしゃったでしょうか。私も現代版と謳われた「白い巨塔」がどのようになるか興味を持って見ていました。前々作、前作と異なるのは、現代における難治性の癌として膵臓癌が扱われたところ。医療訴訟に敗れた岡田准一演ずる財前五郎は、その直後にステージ4の膵臓癌であることが判明。治療に立ち向かうも、やがてトルソー症候群による脳梗塞を合併し、最期を迎えることになります。その臨終の場面、私は緩和ケア医としてどうしても納得いかない部分がありました。

白い巨塔、財前五郎の「これが死か」に抗議するの画像

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