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年末年始にこそ実感する在宅医療の醍醐味

2018/01/09
廣橋 猛(永寿総合病院)
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 皆さま、新年あけましておめでとうございます。写真は当院の緩和ケア病棟にある屋上庭園から見えた初日の出です。今年もこの朝日のように輝かしい夢や希望を持って、病院と在宅の二刀流で頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、年末年始にかけて寒い日が続いておりますが、医療と季節の関係性というテーマ、皆さんも感じることが多いのではないでしょうか。例えば、心筋梗塞や脳血管障害を取り扱われる先生方は、この寒い時期が一番忙しいのではないでしょうか。インフルエンザをはじめとして、感冒や肺炎をこじらす患者も冬が多いことでしょう。他の疾患にも、季節に関係するものがあるかもしれません。

 一方で、主に癌患者を担当する我々緩和ケア医を含む癌治療医に季節は関係ないと思われます。季節の違いによって癌患者の増減はないはずです。もしかしたら、手術や化学療法などを担当される先生方は、年末年始にあえて治療は計画しないと思われるので、少しゆとりある時間になっているのかもしれません(年末年始関係なくハイパーに働いている方がいたら、すみません)。ちなみに、病院の緩和ケア医に季節は関係ありませんが、休

著者プロフィール

廣橋猛(永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長)●ひろはし たけし氏。2005年東海大学医学部卒。三井記念病院内科などで研修後、09年緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。14年2月から現職。

連載の紹介

廣橋猛の「二刀流の緩和ケア医」
東京下町で病棟、在宅と2つの場の緩和医療を実践する「二刀流」の緩和ケア医、廣橋氏が癌医療や終末期医療、在宅ケアの現状や問題点を綴りながら、患者さんが病院から在宅まで安心して過ごせる医療とケアについて考える。本人のオフィシャルサイトはこちら

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