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若い医師ほど誤解が少ない緩和ケア

2016/05/24
廣橋 猛(永寿総合病院)

 皆さん、こんにちは。『日経メディカル』5月号に、「緩和ケア 7つの誤解」と題して特集が組まれました。自分も取材を受けたのですが、診断時からの緩和ケアに必要なこと、医療用麻薬の適切な使い方、終末期における苦痛緩和のポイントなどが記され実践的な内容になっていますので、ぜひご一読ください。

 さて、今回「誤解」というキーワードに絡めていえば、私自身が緩和ケアに対する誤解だと感じていることに「特別視」があります。すなわち、「緩和ケアは特別なもので、一般の臨床医がするものではない、できることではない」という誤解です。よく院内外の主治医から「緩和ケアをお願いします」という紹介状が届くのですが、お願いしますではなく、一緒にやろうよって思うのです。治らない病を抱える患者の苦痛を緩和する役割は、関わる全員にあるはずです。

著者プロフィール

廣橋猛(永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長)●ひろはし たけし氏。2005年東海大学医学部卒。三井記念病院内科などで研修後、09年緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。14年2月から現職。

連載の紹介

廣橋猛の「二刀流の緩和ケア医」
東京下町で病棟、在宅と2つの場の緩和医療を実践する「二刀流」の緩和ケア医、廣橋氏が癌医療や終末期医療、在宅ケアの現状や問題点を綴りながら、患者さんが病院から在宅まで安心して過ごせる医療とケアについて考える。本人のオフィシャルサイトはこちら

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