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連載第39回
「休日の対症療法・解熱薬で経過観察」の落とし穴 

2007/01/09

入院中の末期癌(肺転移はない)の患者が、金曜夕刻に37℃の発熱(CRP値が0.8mg/dL)が、土曜の夕刻に38℃強の発熱があったため、看護師から医師に報告がありました。医師は「熱があるときは解熱剤を」との指示を出しました。解熱薬で体温が下がり、土曜、日曜と体温の上昇があるたびに解熱薬が出されて発熱はある程度治まっていたため、看護師はその後は医師に報告していません。

著者プロフィール

HDLA研究会●HDLA研究会は、医事紛争に関して医療機関側の代理人を務める弁護士で組織。会員は約100人で、各種勉強会を開催するほか、会員相互の情報交換を行っている。

連載の紹介

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