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連載第10回
説明不足で数千万円の慰謝料の例も

2006/06/06

【今回の相談事例】癌の疑いがあり、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)後に重篤な術後膵炎を起こし、不幸にして数日後に亡くなってしまった患者がいます(死後の病理解剖では癌はありませんでした)。ERCPの適用や手技についての落度は全くありませんでしたが、術後膵炎の可能性については説明していたものの、ERCPの合併症で亡くなる可能性までは説明していませんでした。

著者プロフィール

HDLA研究会●HDLA研究会は、医事紛争に関して医療機関側の代理人を務める弁護士で組織。会員は約100人で、各種勉強会を開催するほか、会員相互の情報交換を行っている。

連載の紹介

ケースに学ぶトラブル対策講座
医療事故や医療過誤訴訟のリスクは増大する一方。医療事故や紛争・トラブルの具体例を提示しながら、そこに内包する法律的な問題や対処法について、医療関係者向けに平易かつ簡潔に解説します。

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