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頭部CT
良性脳腫瘍で最も多い髄膜腫

2018/10/23
柴田 靖(筑波大学水戸地域医療教育センター脳神経外科教授)

POINT

頭蓋底、円蓋部、大脳鎌、小脳テントなどが髄膜腫の好発部位
増大して脳を圧迫すると脳浮腫を合併し、麻痺や集中力低下などの症状が出現する
頭蓋底や頭頂部の小さな髄膜腫は見逃されやすい。臨床症状や脳浮腫、脳溝の左右差に注意する

 「脳腫瘍」は頭蓋内に発生する全ての腫瘍性病変の総称である。頭蓋内に発生する原発性腫瘍と、他臓器由来の転移性腫瘍に分類され、さらに前者は脳そのものから発生する脳実質内腫瘍と脳の周囲の髄膜などから発生する脳実質外腫瘍に分かれる。本項では脳実質外腫瘍の中で最も多い髄膜腫について解説する。

連載の紹介

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