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頭部CT
脳に悪影響を及ぼす頭部外傷の局所病変

2018/09/25
柴田 靖(筑波大学水戸地域医療教育センター脳神経外科教授)

POINT

硬膜外血腫は脳が硬膜に保護されるため、硬膜下血腫の方が脳への影響が大きい
脳挫傷の出血と浮腫は数日の経過で悪化する。比較的大きなサイズの外傷性脳出血は外科治療が早いほど予後良好
一次性脳幹損傷はびまん性軸索損傷と合併しやすいが合併症のない予後良好例もあり、早期のMRIによる鑑別が必要

 前項では、頭部外傷急性期のCT所見は局所病変とびまん性損傷に分類されることを示し、そのうちびまん性損傷について述べた。本項では、もう一方の局所病変の診断について解説する。

連載の紹介

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