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第7回
「今すぐ英語で診断書を書いて!」と言われたら

2017/06/26
小林米幸(小林国際クリニック)
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 「今すぐ診断書を英文で書いてくれ」とでも言われれば、国際クリニックを謳っている僕のクリニックから他の診療所にお願いすることも難しくなる。それどころか、近隣の医療機関からこういうややこしいケースが紹介され、引き受けざるを得ない状況になることさえある。 このように書いていると、読んでいる皆さんはきっと僕なら英文の診断書なんかお手の物と思われるのではないだろうか。実は僕自身、海外留学の経験もなければ、国内で英会話学校に通ったこともない。そんな僕でも英文の診断書を書くことはできる。まず一番気をつけているのは口語体では書かず、文語体で記載すること。

著者プロフィール

1974年慶應義塾大学医学部卒。神奈川県大和市立病院外科医長、内視鏡室長、1985年からはインドシナ難民大和定住促進センター嘱託医を兼任。1990年に小林国際クリニックを開設。翌年、在日外国人への医療情報の提供や、日本の医療機関への外国人医療に関する情報提供、診療時の電話通訳を行うAMDA国際医療情報センターを立ち上げ、所長に就任。

連載の紹介

小林米幸の外国人医療奮闘記
日本の常識が通用しない医療——。それが外国人診療です。常識の違いに日々悩みつつも、「困ったときはお互いさま」をモットーに1985年から外国人を診療し続けてきた小林米幸氏が、実際に体感した国による文化や医療の捉え方の違いを紹介します。

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