患者さんにも医療関係者にも、「家庭医って何ですか?」とよく聞かれます。長年、自分は家庭医だと思って診療してきていますが、いまだに一言で説明するのはなかなか難しいです。
「家庭医なんだから『家庭』を診るんだよ」。こう答えることもできますが、それではピンと来ないのではないでしょうか?そこで今回は、症例を通じて、家庭・家族を診るとはどういうことなのかを考えてみたいと思います。
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著者プロフィール
小嶋 一(手稲家庭医療クリニック院長)●こじま はじめ氏。2000年九大卒。沖縄県立中部病院などを経て03年渡米。ピッツバーグ大学関連病院勤務。米国家庭医療専門医、公衆衛生学修士。08年手稲渓仁会病院。09年より現職。

連載の紹介
【臨床講座】家庭医の作法
どんな時でもまずかかってもらえる医者、それが「家庭医」。住民には心強い存在であり、医師不足対策への処方せんにもなり得ます。本連載では、実例などを盛り込みながら、家庭医の果たすべき役割を考えていきます。
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