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どこかで起きていてもおかしくないエラー症例 (Case No.21)
SAHを疑わなければならない状況とは?

2021/06/03
河東 堤子(東京大学医科学研究所 幹細胞生物学分野)

 今回紹介する症例のセッティングです。Walk-in、救急車ともに積極的に受け入れている地域中核病院の救急部でのことです。初期研修医2名と上級医2名で救急当直を行っています。CT・MRI検査ともに24時間可能、必要時は外科系当直または内科系当直(各1名)にコンサルテーションが可能。ある日曜日の夕方、眼痛を訴えて76歳の女性患者が来院し、初期研修医が対応しました。経過は以下です(本症例は実際の症例を脚色したものです)。

著者プロフィール

日本病院総合診療医学会の若手部会診断エラーチーム(担当理事:獨協医科大学総合診療科の志水太郎氏)のメンバー。

連載の紹介

診断エラー学のすすめ
診断エラー学は、海外では研修医や医学生に対する教育分野で非常に注目されている新しい学問です。日本でも、総合診療に従事する医師らが日本での診断エラー学の普及に乗り出しました。そのプロセスと成果を報告していただきます。
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 診断エラーと言えば、真正面から向き合うことを避けたくなるテーマです。しかし、なぜ診断エラーに遭遇してしまったか、どうすればエラーを避けることができたのか……を考え続けることなくして、臨床医の診断が完結することはありません。本書は、真の診断力を身につけるために必要不可欠な「診断エラー学の極意」を、臨床医が実践例を通して書き下ろしました。(発行:日経BP、5500円[税込])

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