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診断エラーにどのように向き合っていくべきか
エラーに対する懲罰は新たなエラーを増やすだけ
日常診療をともにする仲間と診断エラーの振り返りを

2019/04/08
鈴木 諭 (利根中央病院総合診療科/筑波大学附属病院総合診療グループ)
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AIと私たち人間の違いは何だろうか。1999年に米国のIOM(Institute of Medicine)が発表したレポート「To Err is Human」によると、「人は必ず間違える生き物である」ということである。そして、日常診療におけるエラーの中でも「診断エラー」は大きな部分を占めており、世界的にも問題となっている。しかし、日本においては仮に診断エラーと遭遇した場合においても適切な振り返りができず、症例の集積もできていないのが現状である。診断エラーが生じた場合の責任についても、医療者個人の知識や技術不足が強調されやすい。

著者プロフィール

日本病院総合診療医学会の若手部会診断エラーチーム(担当理事:獨協医科大学総合診療科の志水太郎氏)のメンバー。

連載の紹介

診断エラー学のすすめ
診断エラー学は、海外では研修医や医学生に対する教育分野で非常に注目されている新しい学問です。日本でも、総合診療に従事する医師らが日本での診断エラー学の普及に乗り出しました。そのプロセスと成果を報告していただきます。

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