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勤務医は定年後、どう身を振るべきか?

2020/06/12

 勤務医にとって人生の最終分岐点、それが定年です。勤務している病院の規定によって、65歳を過ぎたら正職員ではなくなり、これまでのポストからは一旦、サヨナラされてしまうことが多いのです。

 国立病院機構は医師の定年を65歳と定めています。国公立系大学病院や公的総合病院も「65歳定年」あるいは「60歳定年+5年継続雇用(再雇用制度)」という形態が多いようです。一方、民間病院は定年制を廃止しているところもありますし、「定年+再雇用制度」を設けているところもあります。

 医師の場合、それなりに蓄えのある人が多いはずですが、勤務医の多くは退職金が一般的水準よりも低めなことに注意したいところです。転職が多いと退職金が積み上がりにくいのは当然なのですが、そもそも勤務医は退職金の分が給与に含まれているという考えのもと報酬が支払われてきた歴史があるので、長く勤めたとしてもそれほど退職金の額は多くありません。

 定年後、医師を完全にやめてしまって余生を謳歌するのもアリです。反面、医師をやめて残り20年を無為に過ごすなんて耐えられないという人もいるでしょう。仕事人間だった人が、老後に趣味を持つなんて、どだい無理な話なのかもしれません。医師の資格に有効期限はありません。実際、105歳で亡くなる直前まで日野原重明先生は現役を貫き通しました。

 今回は、65歳になって定年を迎えた勤務医の身の振り方について考えてみましょう。

著者プロフィール

ドクターK●関西の病院で働く30歳代勤務医。リーマンショック後に株式投資に目覚め、資産運用を開始。幾度となく挫折を味わいながら勉強を続け、アベノミクスに乗じて投資資金を大きく増やす。著書に「忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術」。

連載の紹介

Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
忙しい? 時間がない? そんなあなたも大丈夫! 日常臨床をバリバリこなす超多忙な現役若手医師が、バリュー投資と上手な資産運用のコツを教えます。【注】当コラムは投資にあたっての参考情報を提供するものです。投資判断は自己責任でお願いします。

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