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他人がウマイ儲け話を教えてくれるはずがない

2017/11/24

 私はこれまで、いくつもの投資話をもちかけられた経験があります。怪しい不動産投資、クリニック開業出資、投資教材マネジメント、新興国の金発掘業者への投資など。もちろん、どれにも手は出していません。その理由は、「他人が儲け話を持ってくることはありえない」という確信があったからです。

 いいですか、もしノーリスクで100万円を得られるハナシがあったなら、他人に言いませんよね。アナタが100万円もらえばいいだけです。それを他人に話すということは、ノーリスクで100万円を得られるというのが真っ赤なウソだからです。小学生でも分かる簡単なロジックです。

 「ウマイ話にゃウラがある」という誰でも分かりそうなことなのに、こともあろうに医師が、簡単に引っかかってしまうのが今の世の中です。このコラムですら、そしてDr.Kの存在ですら、「本当か?」と疑うスタンスが大切です。でもそうなると、私のコラムのアクセスが減ってしまうので困っちゃいますけど。

 ただ、あまり疑い深くなってしまうと、日常臨床で患者の発言を疑ってしまったり、検査結果を疑ってしまったり、単なる疑心暗鬼なドクターになってしまうのでご注意を。


初心者の頃に引っかかりやすいワナ

 投資を始めると、情報収集のために色々なウェブサイトに登録すると思いますが、そのうち、そうしたサイトで登録したメールアドレスが洩れて、大量の投資情報が届くようになります。私も何年も前に登録した投資サイトから情報が洩れて、今では迷惑メールフォルダに毎日30通以上のゴミメールが届いています(下図)。中には良心的なサイトもあるのかもしれませんが、私の経験ではその99%が詐欺です。

著者プロフィール

ドクターK●関西の病院で働く30歳代勤務医。リーマンショック後に株式投資に目覚め、資産運用を開始。幾度となく挫折を味わいながら勉強を続け、アベノミクスに乗じて投資資金を大きく増やす。著書に「忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術」。

連載の紹介

Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
忙しい? 時間がない? そんなあなたも大丈夫! 日常臨床をバリバリこなす超多忙な現役若手医師が、バリュー投資と上手な資産運用のコツを教えます。【注】当コラムは投資にあたっての参考情報を提供するものです。投資判断は自己責任でお願いします。

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