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医師のあこがれ? 「ブラックカード」の魅力

2017/08/17

 みなさんはクレジットカードと現金、どちらを主に使っていますか? え? 現金? それはいけませんね。日常の消費を現金で支払っている人は、残念ながら経済観念が極めて低いと言わざるを得ません。すいません、また毒舌吐いちゃいました。

 今回はまず、カードではなく現金で支払うことのデメリットについて考えてみましょう。

(1)常に財布にお金を補充しなければならない
 一番のデメリットはこれです。残り1,000円しかない。ああ、ATMに行ってお金をおろさなくちゃ。小銭を探すのが面倒で、ついお釣りが財布に溜まって小銭入れがパンパンになっちゃうんだよなあ。そんなことを思ったことはありませんか?

 財布から現金を取り出すのを、電子マネーやカードが使えない店での買い物に限ると、こういったストレスはなくなります。私は財布に2~3万円入れてはいますが、可能な限り電子マネーかクレジットカードで支払うようにしています。「コンビニごときでクレジットカードなんか出したくない」というときは、QUICPayなどの電子マネーにすればよいと思います。ちなみに勘違いされている方がいますが、コンビニでクレジットカードを使ってもサインレス(記名不要)です。小銭をやり取りするよりずっとスムーズですから、お試しください。

(2)現金にはコストがかかる
 現金を財布の中に維持することはコストがかかります。「はあ? あんた何言ってんの?」とか言われそうですね。でも、例えば現金をお財布に補充するとき、ATMからお金を引き出しますよね。銀行の窓口に出向いたり、ATMでも手数料無料の銀行や時間帯を利用すれば無料で済ませることもできますが、現実にはATMで手数料をしばしば取られている人が大半ではないでしょうか。

 手数料がかからないATMを探しますか? それには時間と手間がかかります。これも見えざるコストと言えるでしょう。

(3)現金払いではポイントがたまらない
 クレジットカードで支払うと、まず間違いなくポイントがつきます。使う金額が多ければ多いほど、獲得ポイントは増えていきます。また、医師のような高収入・高消費の職業では、クレジットカードはゴールドカード以上を手にできることが多いでしょう。カードランクが上がれば、付与されるポイント比率も優遇されます。

 一方で、財布に入っている現金でいくら高額な支払いをしても、言うまでもなく、ポイントなんか1円も付きません。

 クレジットカードのメリットは、(1)~(3)の反対です。すなわち、財布の中身を気にしなくてよく、現金をATMから引き出さなくてもよく、支払うたびにポイントがたまるということです。支払いで現金を優先させる理由は見当たりません。
 
 昔はクレジットカードなんて百貨店くらいしか使えなかったものですが、今では、ファミレスやコンビニでも使用できます。使えないのは、個人経営の飲食店や自動販売機くらいじゃないでしょうか。最近は電子マネーが使える自動販売機も増えていますね。

 「でもさ、クレジットカードって怖いでしょ、落としたり盗まれたりしたらアウトだし、番号が漏れたらタイヘンなことになっちゃう。リスクが高いから最低限しか使わない方がいい」

 そんな意見もあるでしょう。でも、もし知らないうちに盗まれたクレジットカードが使われてしまっても、大丈夫です。クレジットカードには全て盗難保険がついていて、紛失したことをきちんと届け出てさえいれば、その損失を利用者が負担することはないのです。

 ただし、暗証番号が漏洩してしまっていると、補償されないこともあるようです。届け出が遅れた場合にも補償されないことがあります。不正に利用されてから2カ月以内に届け出ることが目安になります。

 というわけで、買い物でクレジットカードを使わない理由はありません。

著者プロフィール

ドクターK●関西の病院で働く30歳代勤務医。リーマンショック後に株式投資に目覚め、資産運用を開始。幾度となく挫折を味わいながら勉強を続け、アベノミクスに乗じて投資資金を大きく増やす。著書に「忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術」。

連載の紹介

Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
忙しい? 時間がない? そんなあなたも大丈夫! 日常臨床をバリバリこなす超多忙な現役若手医師が、バリュー投資と上手な資産運用のコツを教えます。【注】当コラムは投資にあたっての参考情報を提供するものです。投資判断は自己責任でお願いします。

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