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どの株を持っているか?それは教えられません

2017/04/27

 私が個人投資家であることを知ってか知らずか、「投資に興味があるんだけどさー」と相談しにくる人がたまにいます。でも私は、知り合いには投資の指南はしないことにしています。それは、なんだかんだで「縁切り」になってしまう可能性があるからです。

 私もそうでしたが、資産運用に興味を持ったら、自分で色々と調べて勉強するのが普通です。そして誰かに相談するにしても、「どんな株主優待銘柄がオススメですか」とか、「どういった場合に損切りを考えますか」といった具体的な質問が大半でしょう。そうした質問であれば、私は率直に自分の考えをお伝えします。

 でも、何も知らない状態で、一から投資のことを教わろうとする人はキケンです。特に、知り合いから「手始めに、どの株を買ったらいい?」と聞かれて、個別の銘柄を薦めるようなことは絶対にしてはいけません。

私には株式投資の師匠がいた

 なんで、そんなにケチクサイことを言うのかって? これは私のある実体験に基いた信念なんです。そう考えるきっかけになった、ある事件を紹介しましょう。

 私には、株式投資の師匠がいました。彼は、株式投資のイロハを私に教えてくれましたが、何度聞いても、自分の保有している銘柄のことは教えてくれませんでした。「なんだよケチ」と当時は思っていました。

著者プロフィール

ドクターK●関西の病院で働く30歳代勤務医。リーマンショック後に株式投資に目覚め、資産運用を開始。幾度となく挫折を味わいながら勉強を続け、アベノミクスに乗じて投資資金を大きく増やす。著書に「忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術」。

連載の紹介

Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
忙しい? 時間がない? そんなあなたも大丈夫! 日常臨床をバリバリこなす超多忙な現役若手医師が、バリュー投資と上手な資産運用のコツを教えます。【注】当コラムは投資にあたっての参考情報を提供するものです。投資判断は自己責任でお願いします。

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