日経メディカルのロゴ画像

学会参加全額“自腹”の医師は2割
「全額支給」の病院でも、回数や予算には制限あり

2010/11/09

 秋は、全国各地で学会が開催される時期。だが、参加費や宿泊費・交通費を全額負担するとなれば、結構な出費となる。病院からの補助が出るケースも少なくないようだが、実際はどうなのか?

 病院から何らかの補助を受けている医師が約6割に上る一方で、約2割の医師は、全額自腹で参加していることがわかった。これは、MedPeerが同社のサービスを利用する医師会員にインターネット上でアンケートを行った結果。

 学会参加費や交通費について、「全額病院が負担する」と回答した医師は15.1%。「海外の学会でも全額支給される」(30代、血液内科)という恵まれた病院もあるが、必ずしも無条件で全額支給されるわけではないようだ。「参加費・交通費・宿泊費などすべて病院負担だが、年間予算は15万円まで」(50代、産婦人科)、「年2回までは全額病院負担。発表者・発表指導者は回数の上限はない」(40代、一般内科)など、金額や回数に一定の条件があるケースが多いようだ。

 「上限があり、一部病院から出る」という回答は45.4%。「国内で参加のみの場合は年2回、10万円まで出る。海外は自己負担」(30代、脳神経外科)、「国内ならば年3回まで病院から出る」(40代、一般外科)など、国内の学会に限った上で、支給される金額・回数に制限があるという例が多かった。また、「病院の運営上必要な資格を持っており、資格維持のため学会に参加する場合は病院が負担する。それ以外は自腹」(50代、循環器内科)など、学会の内容によって支給の有無が異なるという場合もあるようだ。

著者プロフィール

MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。

連載の紹介

MedPeerドクターズ・ボイス
医師が医師のために運営する日本最大の医師限定掲示板「MedPeer」。同サイトが医師向けに実施している様々なポスティング調査の中から、タイムリーで興味深い内容のものを、ピックアップして紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ