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76%の医師が改正臓器移植法下での脳死移植に賛成
「実施に慎重さを欠くのではないか」と懸念する声も

2010/09/24

 今年の7月17日に改正臓器移植法が施行され、脳死患者について本人の臓器提供の意思が不明な場合でも、家族の同意が得られればドナーになれるように変更された。8月10日には、家族の同意による初めての臓器移植が実施されたが、医師の4分の3は、法改正から今回の移植実施までの流れに賛同していることがわかった。これは、MedPeerが同社のサービスを利用する医師会員にインターネット上でアンケートを行った結果。

 「現状の流れに賛同する」との回答は76.0%で、「臓器移植の実施件数を増やすためには今回の改正は必要」(30代、産婦人科)、「臓器移植により助かる人が増えるので賛成」(20代、一般内科)、「これまでは日本で移植が受けられないため、海外に渡航をしていた患者が多かったが、日本で受けられる可能性が広がってよかった」(50代、脳神経外科)と、レシピエントの立場から法改正を評価する声が多かった。このほかでは、「臓器提供者の家族に対するケアも必要だ」(40代、麻酔科・集中治療科)など、普及の“副作用”へのケアを求める意見も見られた。

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MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。

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