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DPP-4阻害薬処方の際に「指示通りSU薬を減量する」は49.3%
コントロール不良群への投与多く、「減量は不必要」との声も

 昨年12月に発売されたDPP-4阻害薬を処方する際、低血糖を防ぐためにSU薬の減量が、メーカーや学会などから推奨されている。だが、DPP-4阻害薬の処方に当たり、実際にSU薬を十分減量している医師は約半数にとどまることが明らかになった。これはMedPeerが同社のサービスを利用する医師会員にインターネット上でアンケートを行った結果。

 「指示通りにSU薬を減量している」との回答は49.3%。理由としては、「治験で参加したときでも突然相乗的に効く例を経験している。減量して加薬したほうが安全」(50代、一般内科)「DPP-4はよく効く患者さんと、あまり効果のない患者さんがいるが、今のところ投与前の予測は困難」(40代、一般内科)など、自らの臨床経験に基づいた判断のほか、「添付文書通りにしないと、何か問題があったときに面倒になる」(40代、一般内科)「一旦は学会の指示通り減量し、その後に効果が薄ければ再度増量する。でなければ、副作用や訴訟などの時に間違いなく医師側が不利となる」(40代、一般内科)など、訴訟リスクを考えたものなどが目立った。

著者プロフィール

MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。

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