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第35回 微生物検査担当者は“いきものがかり”
細菌性髄膜炎がほぼ確実なのに起炎菌が不明!
厄介な検体は夜間や休日にやってくる

2017/12/18
ヤツガワ カナタ(ペンネーム)
細菌性髄膜炎がほぼ確実なのに起炎菌が不明!の画像

 私の通勤時間は自家用車で30分、距離で20kmを超えます。地方ではこんな通勤は当たり前。電車やバスでの通勤も不可能ではないが不便で、車がないと生活できません。金曜の夜、自宅に到着する寸前に着信音が鳴りました。電話の主は当直のT先輩で、当時は一般検査に従事されていました。依頼の内容は「小児科の医師から髄液抗原検査を至急実施してほしいと連絡があった」とのこと。当院では髄液抗原検査は24時間対応することにしています。依頼があった場合は、原則として微生物検査担当技師を呼出すことになっています。

著者プロフィール

様々な組織に所属し多様な業務に従事する臨床検査技師のグループが交替で執筆します。検査にまつわるあらゆる問題について意見交換を重ね、解決策を模索し、経験を積んだ精鋭が揃っています。

連載の紹介

医師の知らない?検査の話
臨床検査に関しての基礎知識や思わぬ落とし穴、多彩なエピソードなど、現場の視点ならではの考え方や発想も含めて、各分野に精通した臨床検査技師が、自身の経験を元にお伝えします。

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