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第33回 ミミッキング抗体と輸血
赤血球に吸着されるのに溶血は起きないの?

2017/10/30
荒木 延夫(兵庫県赤十字血液センター)
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 ミミッキング(mimicking)とは「物まね、模倣」の意味ですが、赤血球に対する抗体としてミミッキング抗体の存在が、輸血検査に混乱を生じさせることがあります。血液型抗原に対する抗体には、真の抗原に反応する抗体だけでなく、別の抗原に反応しているが検査では真の抗原に反応する抗体のように見えるミミッキング抗体があります。適合血を探して輸血しないと溶血反応を起こすのかどうか、紛らわしい存在です。

著者プロフィール

様々な組織に所属し多様な業務に従事する臨床検査技師のグループが交替で執筆します。検査にまつわるあらゆる問題について意見交換を重ね、解決策を模索し、経験を積んだ精鋭が揃っています。

連載の紹介

医師の知らない?検査の話
臨床検査に関しての基礎知識や思わぬ落とし穴、多彩なエピソードなど、現場の視点ならではの考え方や発想も含めて、各分野に精通した臨床検査技師が、自身の経験を元にお伝えします。

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