日経メディカルのロゴ画像

急性胆嚢炎疑いの患者にはまず超音波検査を

2019/12/04
浅沼 翼(Choosing Wisely Japan会員、Choosing Wisely Japan Student Committeeメンバー、市立旭川病院初期研修医)
急性胆嚢炎疑いの患者にはまず超音波検査をの画像

54歳女性。夕食後から出現した強い右上腹部痛を主訴に、救急外来を受診。

 診察時は意識清明、体温37.4℃、右季肋部に強い圧痛を認め、血液検査では白血球数1万3000/μL、CRP 5.8mg/dL、肝機能値の軽度上昇を認めた。初診を担当した研修医が「急性胆嚢炎を疑います。腎機能に問題ないので造影CTですか?」と指導医に相談したところ、「いきなりCTを撮るのかい? まずは一緒にエコーで診てみようか」と返された。

連載の紹介

Choosing Wiselyを読み解く
Choosing Wiselyとは、医療者と患者が対話を通じて科学的な裏付け(エビデンス)があり、患者にとって真に必要でかつ副作用の少ない医療の“賢明な選択”を目指す、国際的なキャンペーン活動です。米国をはじめとする各国のChoosing Wiselyでは、専門学会が、見直すべき医療行為に関する推奨を「5つのリスト」にまとめ、公表しています。本連載では、Choosing Wiselyの推奨を、その根拠とともに解説していきます。

この記事を読んでいる人におすすめ