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急性腰痛患者に画像検査は常に必要?

2018/09/06
竹谷内 啓介(Choosing Wisely Japan会員、一般社団法人日本カイロプラクターズ協会会長、東京カイロプラクティック院長)
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45歳男性。IT企業に勤める会社員。

「数日前から腰の張りとともに痛みが徐々に強くなり、昨日の起床時に腰仙部に鈍い痛みを感じた。知人から勧められたカイロプラクターのオフィスを訪問した。

 担当のカイロプラクターが問診と検査を行ったところ、患者は腰を曲げたり反らしたりすると痛みが誘発されるが、特にレッドフラッグ(危険信号)は見られなかった。患者は『念のために腰のX線検査を受けたほうがよいですか?』と聞いてきたが、提携先の医療機関で検査を受けてもらう方がよいだろうか?」

連載の紹介

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Choosing Wiselyとは、医療者と患者が対話を通じて科学的な裏付け(エビデンス)があり、患者にとって真に必要でかつ副作用の少ない医療の“賢明な選択”を目指す、国際的なキャンペーン活動です。米国をはじめとする各国のChoosing Wiselyでは、専門学会が、見直すべき医療行為に関する推奨を「5つのリスト」にまとめ、公表しています。本連載では、Choosing Wiselyの推奨を、その根拠とともに解説していきます。

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