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症例検討◎63歳男性、心不全増悪のため緊急入院
心不全緩和ケアにおける理学療法士の役割

2020/04/30
川端 太嗣(兵庫県立尼崎総合医療センター リハビリテーション部)

 心不全緩和ケアにおいて、理学療法士には、患者ニーズの中から動作、運動負荷に関わることを抽出し、評価の上プログラムを立案、実施することが求められます。ここで最も重要なのは患者ニーズをいかに具体的にイメージできるかです。心不全患者のニーズは多岐にわたり、また疾患の病状、患者の病気の受け入れ状況により、昨日は治癒を、今日は疾患管理を、明日は苦痛除去をといったように日々刻々と変化します。この日々の揺らぎ、変化に気づき、さらに日々の患者の症状を踏まえた上でプログラムを変更、調整することが重要となります。

著者プロフィール

兵庫県立姫路循環器センター循環器内科の大石醒悟氏と神戸大学医学部附属病院緩和支持治療科の坂下明大氏が立ち上げた循環器×緩和ケア研究会のメンバー。

連載の紹介

心不全治療×緩和ケアの現実
心不全緩和ケアは、日常診療において欠かせないものになっています。治療をしながら提供する緩和ケアの実際を、症例検討という形で振り返り、そのノウハウを共有していきます。

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