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症例検討◎63歳男性、心不全増悪のため緊急入院
症状緩和に重心を移す際、大切にしていること

2020/03/24
大西哲存(兵庫県立姫路循環器病センター 循環器内科)

 心不全増悪に陥った患者に対する治療が奏功しない場合がある。治療のタイミングが悪かったのか、治療内容が悪かったのか、未知の病態が隠れているのではないか、など治療経過を反芻する。経験のある同僚や上級医師に意見を求め、検査や治療を追加する。それでも事態が好転しない場合は、病勢が激しいことを認めざるを得ない。それは、われわれの仕事の終わりではなく、新しいステージの始まりである。

著者プロフィール

兵庫県立姫路循環器センター循環器内科の大石醒悟氏と神戸大学医学部附属病院緩和支持治療科の坂下明大氏が立ち上げた循環器×緩和ケア研究会のメンバー。

連載の紹介

心不全治療×緩和ケアの現実
心不全緩和ケアは、日常診療において欠かせないものになっています。治療をしながら提供する緩和ケアの実際を、症例検討という形で振り返り、そのノウハウを共有していきます。

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