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第6回日本がんサポーティブケア学会学術集会 Year in review 10より
がん患者のせん妄に関する最新知見
2019年に日本で初めて刊行したガイドラインの改訂作業が進行中

2021/07/15
森下紀代美=医学ライター
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 せん妄とは、身体の異常や薬物の作用などにより、意識障害が急性に発症し、変動する状態のこと。入院やICUへの入室、手術がせん妄のきっかけとなることもある。症状は、認知機能障害、注意力や思考力の低下、幻覚や妄想、不安、興奮など、さまざまである。 2021年5月29日から6月30日までWEB形式で開催された第6回日本がんサポーティブケア学会学術集会の「Year in review 10」では、サイコオンコロジー部会による講演が行われた。その中から、日本サイコオンコロジー学会ガイドライン策定委員会のせん妄小委員会で委員を務める、名古屋市立大学病院緩和ケアセンターの長谷川貴昭氏の講演「せん妄に関する最新の知見 2021」を紹介する。 日本初となるがん患者のせん妄に関するガイドラインは、2019年に刊行された。日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会による「がん患者におけるせん妄ガイドライン 2019年版」である。来年2月の改訂版の発刊を目指し、現在作業が進められている。

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