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病医院PRレベルアップ講座

健康講座の運営術(前編)
参加者が食い入るように見つめる「健康講座」のコンテンツ

2019/12/03
松本 卓(小倉記念病院、病院マーケティングサミットJAPAN Executive Director)

 小倉記念病院の松本です。今回から2回に分けて、院内外で実施する健康講座の工夫についてご紹介します。

 各種の医療機関のPR手段のうち、健康講座は、生活者とのエンゲージメント(関係性)を最も深められる手段です。なぜか? それは医師と生活者のFace to Faceのコミュニケーションが取れる機会となるからです。医療機関のPRにおける「医師の露出量」の重要性は、これまでの連載でお伝えしてきた通りです。

 ただ、健康講座の場合、ホームページのように1日数千人とコミュニケーションを取れるわけではないので、開催数は多くないといけません。小倉記念病院では、当院の講堂で行う最大キャパ500人の市民公開講座を毎月1回、地域の市民センターなどに出向いて行う少人数規模の出張講座を年60回程度行っています。参加者を合計すると年間約7000人と講座を通じてコミュニケーションが取れています。

 これからご紹介する方法は、1つの事例として参考にしてください。今回は前編として、院内で開催する市民公開講座を取り上げます。

著者プロフィール

病院マーケティングサミットJAPAN●「Evidence Based PR」の観点から病院広報を議論し、良い医療を提供している病院が真っ当に患者や医療職(求職者・開業医)から選ばれるための方法論を共有することを目的としている。運営スタッフには医師や看護師、病院広報担当者などが参画。

連載の紹介

病医院PRレベルアップ講座
「当院は良い医療を提供しているのに、広報がうまくできておらず、患者や紹介元の開業医、求職者から評価されていない」――。そんな思いを抱いている病院スタッフは多いのではないでしょうか。このコラムでは、様々な実践例を基に、自院の魅力を最大限にアピールする手法を紹介します。

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