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病医院PRレベルアップ講座

貴院のサイト、「しくじり事例」になっていませんか?

2019/06/19
竹田 陽介(病院マーケティングサミットJAPAN 代表理事)

 新元号を迎え、心機一転、自院のPRのテコ入れを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日は、患者さんや紹介元となる先生方に自院を選んでもらうために、どんな情報(コンテンツ)を自院ホームページに掲載していくべきか、考えていきたいと思います。

 今や医療機関の広報の中核的なツールとなったホームページ。外来担当医表を含む受診案内や施設概要、診療科・部署の紹介、交通アクセスなど、自院の様々な情報が掲載され、施設によってはSNSも活用しながら、インターネットによる積極的な情報発信を行っています。しかし、やみくもに更新回数を増やしたり、デザインをリニューアルするだけでは、スマホやPC画面の向こうにいる人たちを動かすことはできません。

 病医院PRの主なターゲットは、(1)患者とその家族、(2)連携医療機関の職員(多くは紹介元となる先生)、(3)既卒・新卒の求職者――の3者に大別されます。それぞれのターゲットユーザーの視点に合わせて、どんな情報を優先して伝えれば、効率的に行動変容(受診、患者紹介、求人への応募)につなげられるのか、多くの広報担当者が頭を悩ませています。昨年6月に厚生労働省の「医療広告ガイドライン」が改訂されてからは、「広告規制を遵守した上で効果的に自院をPRするには、どんなコンテンツを優先して掲載(あるいは拡充)すべきか?」という相談も増えてきました。

 以下に述べる内容は、私が代表理事を務める「病院マーケティングサミットJAPAN」や、2014年に立ち上げた株式会社Vitalyの実践などから得られた考え方や手法をまとめたものです。具体的な取り組み例については、次回以降にご紹介したいと思います。

著者プロフィール

病院マーケティングサミットJAPAN●「Evidence Based PR」の観点から病院広報を議論し、良い医療を提供している病院が真っ当に患者や医療職(求職者・開業医)から選ばれるための方法論を共有することを目的としている。運営スタッフには医師や看護師、病院広報担当者などが参画。

連載の紹介

病医院PRレベルアップ講座
「当院は良い医療を提供しているのに、広報がうまくできておらず、患者や紹介元の開業医、求職者から評価されていない」――。そんな思いを抱いている病院スタッフは多いのではないでしょうか。このコラムでは、様々な実践例を基に、自院の魅力を最大限にアピールする手法を紹介します。

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