「患者とのコミュニケーション困難と対処法」はいかがでしたでしょうか。最終回となる今回のテーマは「他の医療者を含めたコミュニケーション」です。
患者さんとの関係は、一対一の関係だけでなく、他の医療者も含めた関係の中で成り立っています。上級医などの他の医療者との連携がうまくとれていないことで、患者さんとの関係にひびが入ってしまうこともあります。
以下に、困難事例を挙げて、研修医が実際に行った対処法、さらに上級医から見た評価(対処法のカッコ内)を紹介します。評価は三段階で、「☆☆☆」が「すばらしい」、「☆☆」が「良い対応です」、「☆」が「注意が必要(あと一歩)」を表しています。対応のポイントも解説していますので、参考にしてください。
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著者プロフィール
石川ひろの(いしかわ ひろの)氏。東京大学医学部健康科学・看護学科卒。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程、帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座講師、東京大学大学院医学系研究科准教授などを経て、2018年4月より現職。

連載の紹介
患者とのコミュニケーション困難事例と対処法
患者とのコミュニケーションにおいて、トラブルを経験したことのある医師は少なくありません。困難な事例に出会ったとき、どのような対応をすべきなのでしょうか――。調査研究で浮かび上がった困難事例ごとに、先輩医師の助言を含めて対処法を考えます。
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