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《第7回》
全身倦怠感を漢方で診る、治す
気を使いすぎの全身倦怠感に抑肝散の著効例も

2008/12/03
淺羽 宏一

 今回は全身倦怠感のお話をします。大学病院総合診療部に来院される患者さんの主訴で、全身倦怠感はベスト3に入るほどよく見かける症状です。漢方では全身倦怠感の原因を、生命エネルギーの不足(気の不足気虚)と考えます。生命エネルギー()は、十分量のバランスの良い食事から作られますので、胃腸の調子が悪ければ、生命エネルギー(気)を作ることができず、全身倦怠感が起こります。また、試験などを受けて緊張した後では、どっと疲れませんか? 気の使いすぎも全身倦怠感の原因になります。

著者プロフィール

浅羽 宏一(高知大学医学部附属病院総合診療部)●あさば こういち氏。1992年高知医科大学(現高知大学)卒。同年同大学第二内科入局。04年高知県立安芸病院内科医長を経て、06年4月から現職。

連載の紹介

【臨床講座】日常診療に漢方を使う
日常診療でよくみかける不定愁訴に対し、漢方が最適な選択肢であることがしばしばあります。高知大学附属病院総合診療科の診療方針を基に、プライマリケアの現場で役立つポイントを紹介します。

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